こんにちは!設計の石本です(#^^#)

最近youtubeで、松尾設計室の松尾さん、構造塾の佐藤さんが盛り上がっております。
私もしばしば、「気密なんて必要ない」って言われますが、その必要性を1つ考えてみたいと思います。
たくさんありますが、まずは1つです。
 
ムシムシと暑いこの頃ですが、冬のお話から・・・
 
気密性の高いお家は結露して?低いお家はしないのか??よく言われます、ハイ。
しかしどうでしょう?反対ですよね~
 
タンスの後ろなど、家具の後ろや、中がカビてませんでしたか?
 
原因は・・・そう!隙間風です。
暖かい水分の含んだ空気が冷やされると結露を起こすことはご存じのことと思います。
このイメージ図にあるように、壁と床の取り合い部分から冬場に冷たい風が入ってくる
のが容易に想像できるかと思います。
【オレンジ色が暖かい空気、青い色が冷たい空気のイメージです】
そう!タンスの裏が冷やされて結露を起こしてたんです( 一一)キッパリ
 
例えば、室温22℃相対湿度60%よくある状態じゃないでしょうか?
これが結露するには、約14℃です。
冬のちべたい空気が入ってくれば簡単に結露を起こします。
まだ、室内に吹き出してくれれば暖かい空気と混ざってしまい
結露は起こしませんが、家具の後ろや布団などを壁に寄せて置いている裏など。
そう、押し入れの中も同じ状態です。
これを防ぐには、漏気をなくすこと、つまり気密を上げることなんです。
ただ、換気計画はしっかりしないといけません。当然換気をしないと結露や
炭酸ガス濃度が上がってしまいますからね。
気密がしっかりとれていない住宅は、換気もしっかり出来てないのがほとんどなんです。
 
築6年石本家では、タンスの後ろはカビの発生ありません!
猫がいるので、グレーのフワフワは発生中ですww
 
換気の件はまた今度(^_-)-☆